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子どもが怪我をさせたときに生じる親の責任と行動 まとめ

2016.2.20

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子どもが怪我をした時、させた時に冷静に対処をするために!

子ども同士で遊んでいる公園や学校では、ちょっとしたアクシデントのひとつとして相互のケガが生じることがあります。

今回は「お友達にケガをさせてしまった場合」と「他のお子さんからケガを負わされてしまった場合」の2つについて、パパやママが行うべき対処を詳しく解説していきます。

子どもが怪我をさせた時、誰の責任になるの?

自分の行為について理解が難しい小学校卒業前後の年代までは、「法的な責任能力がない」という判断により子ども本人の民事賠償責任が生じないのが一般的となっており、民法714条1項により、その子どもの監督義務を担っている親がケガや事故の責任を追う形です。

これに対して子どもが中学生以上の場合は、幼児や小学生と比べて「自分の行動への理解ができる」という社会認識となるため、他人にケガを負わせてしまった時には子ども自身が責任を負うというのが民法709条によって定められたルールと言えるのです。

しかし中学生になった子どもが起こしたトラブルであっても、監督義務を担っている親が「きちんと教育や監督を行っていたのか?」という部分も裁判では問われることが一般的となりますので、普段から暴力や喧嘩などを起こす傾向がある場合は早めの対処を講じる必要があるのです。

このような民法の実情から考えても、子どもが未成年者である限りは、「喧嘩などによって大事な友達などを傷つけないこと」を徹底して教育するのが親の務めであると断言できます。

我が子が「加害者」になってしまったときにすべきこと!

ここからは、我が子が他人にケガをさせてしまった時に「両親がすべきこと」を解説していきます。

相手がケガをするようなトラブルを起こした場合は、まずは「すぐに誠意を見せること」が重要です。

仕事や出張などの理由を付けて見舞いや謝罪に行かない状態が続くと、相手方家族の被害者感情が高まり問題の紛争解決が厳しくなります。

相手方に誠意を見せるステップを終えたら、次は現場にいた友人や学校などから情報を集めて、事実関係をきちんと把握するようにしてください。

加入する保険によっては損害賠償の支払いができるものもありますので、お子さん向けに入っている保険の契約内容をしっかり確認をすることも大事な取り組みのひとつと言えるでしょう。

被害児童の両親とは定期的に連絡を取りながら、見舞い、謝罪、回復に繋がる情報提供を行うのが理想と言えます。

治療費の支払いについては後遺症などが残ることも考えられますので、紛争解決のプロフェッショナルである保険会社の担当者や弁護士に相談をするべきです。

被害者児童の親から誓約書や示談書などへのサインを求められても、その場で応じるのではなく、一度持ち帰って弁護士や司法書士に相談をするのが理想と言えるでしょう。

自分のお子さんが加害をした場合は、被害者児童の家族に誠意を見せるためにも、「人任せにせず、親が自ら中心になって動くこと」が重要です。

我が子が「被害者」になってしまたったときにすべきこと!

我が子がケガの被害を受けた場合は、医療機関で適切な処置と診断を受けることが先決です。

「たいしたケガじゃない!」と楽観視して医療機関の受診をしないままで放置すると、傷害保険の請求が難しくなることもあるため注意が必要です。

喧嘩の場合は被害児童にも落ち度があるのが一般的となりますので、「慰謝料請求する・しない」に関わらず、当面は健康保険を利用するのが理想と言えるでしょう。

子どもへの適切な処置が落ち着いたら、被害の状況や関与した子どもなどの情報を学校や友達から集めます。

時間が経ってしまうと責任回避への動きや隠蔽が生じる傾向が高いため、処置を終えたらその日のうちに事実関係の確認をするべきと言えるでしょう。

登下校中に起きた計画性のない喧嘩や、学校内でのトラブルの場合は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度の利用が可能となりますので、手続きの準備を行ってください。

加害児童の両親との示談交渉は、治療が全て終了した時にスタートすべきです。

親同士の直接交渉ではなかなか話が進まないことも多いため、治療費請求に行き詰った時には交渉のスペシャリストである弁護士に相談をすると良いでしょう。

話し合いによって解決ができない場合は、最終手段として裁判所に訴える形となります。

まとめ

子ども同士の遊びや登下校中に生じたケガの場合は、保護責任者である両親が責任を持ってフォローする必要があります。

親御さんの中には「ケガを負った・負わせてしまった」というパニックにより、自分が何をすべきか見えなくなる方々も多く見受けられますので、ここで紹介したポイントを頭の中に入れておくことも大事なトラブル対処法になると言えるでしょう。

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