娘の離婚の原因にもなる!?友達親子の原因と影とは?
2016.2.12

ただの仲良しではない!とても危険な友達親子が急増中!
同級生や親友のように一緒にショッピングや旅行をしている「友達親子」や「友達親子」は、多くの教育学者や社会学者、心理学者などから問題視されている概念です。
今回は誰もが羨む友達親子の問題や、不健全な関係を回避するためにママがすべきことを詳しく解説していきます。
友達親子とは一体何?
友達親子とは、思春期を過ぎた娘と母親が友達のように相互依存している関係の総称です。
別名・一卵性母娘と呼ばれることもある友達親子は、母親と二人三脚でトップスターを目指した美空ひばりさんの時代から存在する概念となっています。
友達親子の特徴とは?
友達親子に陥っている親子には、下記のような不健全な特徴があると言われています。
《母色に染まった大人になる》
友達親子に陥っている娘さんは、母親からペット化されているため、「母親の言うことは絶対」という非常に狭い考え方で育ってしまいます。
自分の母親が専業主婦の場合は、「自分も専業主婦になるべき」という偏った考え方を持つため、結果として周囲の人たちのような多様性を受け入れられなくなるのです。
《母に相談しないと何も決められなくなる》
母のペットとして育てられた娘には、自主性や主体性が全くありません。友達親子に陥った親子の多くは「困ったことがあったら母に相談すべき」というシステムが確立しているため、娘は自分自身で悩みやトラブルを抱えられなくなるのです。
その結果として一般の子どもたちと比べて、何歳になっても自立ができない状態に陥ります。
《母娘ともに友達がいなくなる》
母親と娘という同じ屋根の下で過ごしている関係は、同年代の友達と比べれば遥かに「楽」です。
また母親に財力がある場合は「母と出掛けた方が欲しいものを買ってもらえる」という利点があるため、結果として同年代の友達よりも母親を優先してしまうようになるのです。
《恋愛や結婚や失敗しやすくなる》
友達親子に陥っている娘さんは、彼氏や結婚したい相手ができた時も母親の意見を聞きます。また母親の方は「一緒に出掛けてくれる娘を離したくない」という気持ちを抱えているため、結果として娘の恋愛や結婚を悪い方向に導いてしまうのです。
のような理由から、友達親子に陥った娘さんの多くは離婚をしやすいというデータもあります。
《結果として母娘関係が悪くなる》
母の助言によって離婚や離職などを繰り返す娘の中には、「母のせいでこんなに不幸になった!」という怒りの感情を抱く人も少なくありません。
このようなネガティブな想いが強くなると「母なしでは生きていけない」と「母なんて嫌い」という二極化した感情が生まれて、最終的に母娘関係が泥沼に陥っていくのです。
友達親子にならないためにママがすべきこととは?
友達親子に陥る親子は、母親が娘という赤ちゃんを産んだ時に心の問題を抱えている傾向が高いと言われています。
これから紹介する3つのポイントを重視することで、泥沼とも言える友達親子を回避することができますので、依存傾向の高いママはぜひ実践してみてください。
娘は娘、友達ではありません!
健全な母親と娘には上下関係があるため、友達親子のように「同年代の友達よりも仲良し」という状態になることはありません。
これに対して友達親子に陥っている親子の場合は、母と娘の関係が一般の友達のように「対等」になってしまっているため注意が必要です。
思春期を過ぎた娘との間に、「何でも話せる仲良し母娘」とも言える関係が生まれている場合は、「自分達の間に上限関係があるか?」を再確認した方が良いかもしれません。
コーチングではなく、ティーチング重視の子育てを!
友達親子に陥っている母親は、娘の自立に向けて「自分で乗り越える方法」を教えるのではなく、常に自分を頼ってくれるようにコーチングしている傾向が高いです。
娘が自立をして自分の元から離れてしまうことは、とても寂しいかもしれません。
しかし健全な子育ては「子どもの自立を願うこと」でもありますので、娘さんをコントロールするのをやめて「自分で乗り越える手段を教えるティーチング」を重視するようにしてください。
子育て以外に趣味や楽しみを見出しましょう!
友達親子になりやすいお母さんは、友達が少なく、旦那さんとの関係も良くありません。
その結果として自分から生まれた娘を「将来の良き友達」として育て上げてしまう傾向がありますので注意が必要です。
既に「私には子育てしかない!」という状態に陥っている場合は、ママ友や同級生、趣味のサークルなどに参加をして「自分の子ども以外に依存対象を持つこと」に挑戦するようにしてください。
ママの世界が広がると、友達親子という危機的関係は回避できます。
まとめ
女性のアダルトチルドレンの典型とも言える友達親子は、ママのライフスタイルや考え方を変えることで回避できる関係です。
周囲から「一卵性母娘みたいだね!」と言われている場合は、既に友達親子に陥っている可能性もありますので、自分と娘さんの関係をしっかり見つめ直すようにしてください。